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“ エンジン スタート ストップ ”スイッチがイグニッションONモードのとき スマートエントリー&スタートシステム非装着車 エンジン スイッチが“ ON ”のとき


■ ウォッシャー液が出ないときは


ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズ ルのつまりを点検してください。


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2-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方


注意


■ リヤウインドウガラスが乾いているときは


ワイパーを使わないでください。 ガラスを傷付けるおそれがあります。


■ ウォッシャー液が出ないときは


ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。 ポンプが故障するおそれがあります。


■ ノズルがつまったときは


ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。 ピンなどで取り除かないでください。ノズルが損傷するおそれがあります。


運 転 す る と き に


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2-4. その他の走行装置の使い方 4WD オートモード*


走行の安定性や運転性能を高めるため、走行状況に応じて FF(前輪 駆動)走行と 4WD(4輪駆動)走行を自動的に切りかえます。


4WD オートモードを使用する 4WD オートモード表示灯が数回 点滅後点灯し、4WD オートモード になります。


再度押すと表示灯が消灯し、FF モードになります。


知識


■4WD オートモード表示灯について


●4WD オートモードで走行中、前後輪の回転速度の差が大きい状態が長時間


続いた場合などには、4WD オートモード表示灯が点滅します。 表示灯の点滅中は駆動系部品の保護のため、後輪への駆動力配分を休止し、 FF モードとなります。 この場合は、エンジンをかけたまま次の対応を行ってください。 ・ 表示灯が点滅しなくなるまで車速を落とす ・ 表示灯が点滅しなくなるまで停車する(エンジンは停止しない)


●4WDシステムに異常が発生したときには、4WDオートモード表示灯が消灯 することがあります。この場合には、4WD オートモードスイッチの位置に かかわらず FF モードとなります。


■4WD オートモードを使用しないときは


スイッチを押し、FF モードにしてください。FF モードにすることにより燃費 性能を高めます。


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* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


2-4. その他の走行装置の使い方 クルーズコントロール*


アクセルペダルを踏まなくても一定の速度で走行できます。


■ 速度を設定する 手順 1


手順 2


運 転 す る と き に


クルーズコントロール表示灯 (緑色)/ クルーズコントロールセット 表示灯 クルーズコントロールスイッ チ


ON-OFF スイッチを押して、シ ステムを ON にする


メーター内のクルーズコントロー ル表示灯(緑色)が点灯します。


OFF にするには、再度スイッチを 押します。


希望の速度まで加速/減速し、 レバーを下げて速度を設定する メーター内のクルーズコントロー ルセット表示灯が点灯します。


レバーを離したときの速度で定速 走行できます。


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


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2-4. その他の走行装置の使い方


■ 設定速度をかえる 設定速度をかえるには、希望の速度になるまでレバーを操作します。


速度を上げる 速度を落とす 微調整:レバーを上または下に軽 く操作して手を離す


調整:希望の車速になるまでレ バーを保持する


設定速度は、次のとおりに増減さ れます: 微調整:レバー操作するごとに約 1.6 km/h 調整:レバーを保持する間


解除するには、レバーを手前 に引く ブレーキを踏んだときも解除され ます。 定速走行にもどすには、レ バーを上げる レバーを上げると、もとの定速走 行にもどります。ただし、実際の 速度が約 40 km/h 以下になると 設定速度が消去されるため、復帰 しません。


■ 定速走行を解除する・復帰させる


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2-4. その他の走行装置の使い方


知識


■設定条件について


●シフトレバーが D または M の 4、5、6、7 のとき設定できます。 ●車速は約 40km/h から約 100km/h の範囲で設定できます。


■車速設定後の加速について


●通常走行と同様にアクセルで加速できます。加速後、設定車速にもどります。 ●クルーズコントロールを解除しなくても、希望の速度まで加速して、レバー


を下げることにより設定車速を変更することができます。


■定速走行の自動解除


次のとき、自動的に定速走行が解除されます。 ●設定速度より実際の速度が約 16 km/h 以上低下した ●実際の速度が約 40 km/h 以下になった ●車が横すべりして S-VSC が働いたとき


■定速走行中にクルーズコントロール警告灯(黄色)が点灯したときは


ON-OFF スイッチを一度 OFF にし、再度設定してください。 設定できないとき、またはすぐに解除されるときはシステム異常のおそれがあ ります。トヨタ販売店で点検を受けてください。


運 転 す る と き に


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2-4. その他の走行装置の使い方


警告


■誤操作を防ぐために


クルーズコントロールを使用しないときはON-OFFスイッチでシステムをOFF にしてください


■ クルーズコントロールを使用してはいけない状況


次の状況では、クルーズコントロールを使用しないでください。 車のコントロールを失い、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最 悪の場合死亡につながるおそれがあります。 ●交通量の多い道 ●急カーブのある道 ●曲がりくねった道 ●雨天時や、凍結路、積雪路などのすべりやすい路面 ●急な下り坂


急な下り坂では設定車速以上になることがあります。


●車両けん引時


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2-4. その他の走行装置の使い方 運転を補助する装置


走行の安全性や運転性能を高めるため、走行状況に応じて次の装置が 自動で作動します。ただし、これらの装置は補助的なものなので、過 信せずに運転には十分に注意してください。 ■ ABS(アンチロックブレーキシステム)


急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロック防止に貢献 し、スリップを抑制します。


■ ブレーキアシスト


急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させます。


■ S-VSC(ステアリングアシステッドビークルスタビリティコ


ントロール) ABS・TRC・VSC・EPS を協調して制御します。 すべりやすい路面などの走行で急なハンドル操作をした際に、ハンドル操作力 を制御することで、車両の方向安定性確保に貢献します。


■ TRC(トラクションコントロール)


すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力の確保に 貢献します。


■ EPS(エレクトリックパワーステアリング ) 電気式モーターを利用して、ハンドル操作を補助します。


運 転 す る と き に


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2-4. その他の走行装置の使い方


TRC・S-VSC が作動しているとき


TRC・S-VSC が作動しているとき は、スリップ表示灯が点滅します。


TRC を停止するには ぬかるみや砂地、雪道などから脱出するときに、TRC が作動している と、アクセルペダルを踏み込んでもエンジンの出力が上がらず、脱出が


困難な場合があります。このようなときに


を押すことにより、脱


出しやすくなる場合があります。


TRCを停止するにはスイッチを押 す


TRC OFF 表示灯が点灯します。


もう一度


を押すと、システム


作動可能状態にもどります。


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2-4. その他の走行装置の使い方


知識


■TRC と S-VSC を停止するには


TRC と S-VSC を停止するには停車時に


を押し 3 秒以上保持してくださ


い。TRC OFF 表示灯と VSC OFF 表示が点灯します。


もう一度


を押すと、システム作動可能状態にもどります。


■ABS・ブレーキアシスト・TRC・S-VSC の作動音と振動


●エンジン始動時や発進直後、ブレーキペダルをくり返し踏んだときに、エン ジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。 ●上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがあります


運 転 す る と き に


が、異常ではありません。 ・ 車体やハンドルに振動を感じる ・ 車両停止後もモーター音が聞こえる ・ ABS の作動時に、ブレーキペダルが小刻みに動く ・ ABS の作動終了後、ブレーキペダルが少し奥に入る


■TRC や S-VSC の自動復帰について


TRC や S-VSC を作動停止にしたあと、次のときはシステム作動可能状態にも どります。 ●“エンジンスタートストップ”スイッチ、またはエンジン スイッチを OFF に


したとき


●(TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき


ただし、TRC と S-VSC の作動を停止している場合は、車速による自動復帰 はありません。


■EPS モーターの作動音


ハンドル操作を行ったとき、モーターの音 (“ウィーン”という音 ) が聞こえる ことがありますが、異常ではありません。


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2-4. その他の走行装置の使い方


■EPS の効果が下がるとき


停車中か極低速走行中に長時間ハンドルをまわし続けると、EPS システムの オーバーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドルが重く感じられる ようになります。その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、エンジンを 停止してください。10 分程度でもとの状態にもどります。


警告


次の状況では、事故が起き、その結果重大な傷害を受けたり、最悪の場合死亡に つながるおそれがあります。 ■ABS の効果を発揮できないとき


●タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に磨耗し


たタイヤで走行するときなど)


●雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング


現象が発生したとき


■ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき


ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度 を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。 ●泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき ●タイヤチェーンを装着しているとき ●道路のつなぎ目など、段差をこえたとき ●凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき


■TRC の効果を発揮できないとき


すべりやすい路面では、TRC が作動していても、車両の方向安定性や駆動力が 得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を失うような状況では、 特に慎重に運転してください。


192


2-4. その他の走行装置の使い方


警告


■ スリップ表示灯が点滅しているときは


S-VSC が作動中であることを知らせています。常に安全運転を心がけてくださ い。無謀な運転は思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。表示灯が点滅 したら特に慎重に運転してください。 ■TRC や S-VSC を OFF にするときは


TRCや S-VSC は駆動力や車両の方向安定性を確保しようとするシステムです。 そのため、必要なとき以外は TRC・S-VSC を作動停止状態にしないでくださ い。TRC や S-VSC を作動停止状態にしたときは、路面状況に応じた速度で、 特に慎重な運転を心がけてください。


■ タイヤまたはホイールを交換するときは


4 輪とも指定されたサイズで、同じメーカー・ブランド・トレッドパターン(溝 模様)のタイヤを使用し、推奨された空気圧にしてください。((cid:111)P. 364) 異なったタイヤを装着すると、ABS・TRC・S-VSC が正常に作動しません。 タイヤ、またはホイールを交換するときは、トヨタ販売店に相談してください。


■ タイヤとサスペンションの取り扱い


問題があるタイヤを使用したり、サスペンションを改造したりすると、運転を 補助するシステムに悪影響をおよぼし、システムの故障につながるおそれがあ ります。


■ アクティブトルクコントロール 4WD について(4WD 車)


●ラリー走行などが目的ではなく、一般道での走行安定性への寄与を目的とした


4WD ですので、無理な走行はしないでください。


●すべりやすい路面での走行は慎重に行ってください。


運 転 す る と き に


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2-5. さまざまな状況での運転 荷物を積むときの注意


安全で快適なドライブをするために、荷物を積むときは次のことをお 守りください。


● できるだけ荷物はラゲージルームに積む ● 荷物が安全な位置に置かれているか確認する ● 走行中のバランスを維持するために重さが偏らないように積む ● 燃費が悪化しないようにするために、不要な荷物は積まないよう


にする


警告


■積んではいけないもの


次のようなものを積むと引火するおそれがあり危険です。 ●燃料が入った容器 ●スプレー缶


■荷物を積むときは


●次の場所には荷物を積まないでください。


お守りいただかないと、ブレーキ・アクセルペダルを正しく操作できなかった り、荷物が視界をさえぎったり、荷物が乗員に衝突したりして、思わぬ事故に つながるおそれがあります。 ・ 運転席足元 ・ 助手席や後席(荷物を積み重ねる場合) ・ インストルメントパネル ・ ダッシュボード ・ フタのない小物入れ/トレイ


●室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。


安定していないと、急ブレーキや事故の際に投げ出され、乗員を傷付けるおそ れがあります。


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2-5. 様々な状況での運転


警告


■荷物の重量・荷重のかけ方について ●荷物を積み過ぎないでください。 ●荷重を不均等にかけないようにしてください。


これはタイヤに負担をかけるだけでなく、ハンドル操作性やブレーキ制御の低 下により思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか最悪の場合死亡につな がるおそれがあります。


運 転 す る と き に


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2-5. 様々な状況での運転 寒冷時の運転


寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切 に運転してください。 ■ 冬の前の準備


● 次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。


・ エンジンオイル ・ 冷却水 ・ ウォッシャー液


● バッテリーの点検を受けてください。 ● 冬用タイヤ(4 輪)やタイヤチェーン(前部タイヤ用)を使用し


てください。


● タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェー


ンはタイヤサイズに合ったものを使用してください。 ((cid:111)P. 252) ■ 運転する前に


状況に応じて次のことを行ってください。 ● ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせ ず、ぬるま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分に ふき取ってください。


● フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もって いるときは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を 取り除いてください。


● 外装ランプ、車両の屋根、タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷


がついているときは、取り除いてください。


● 乗車する前に靴底についた雪をよく落としてください。


■ 運転するときは


ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行 してください。


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2-5. 様々な状況での運転


■ 駐車するときは


パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除でき なくなるおそれがあります。 パーキングブレーキはかけずに、シフトレバーを P に入れて駐車 し、輪止めをしてください。


タイヤチェーンの選択について(17 インチタイヤ装着車) タイヤチェーンを装着する際は、正しいサイズのタイヤチェーンを使用 してください。


サイドチェーン:


3.0mm 30.0mm 10.0mm


クロスチェーン:


4.0mm 25.0mm 14.0mm


運 転 す る と き に


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2-5. 様々な状況での運転


知識


■寒冷地用ワイパーブレードについて


●降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐため に金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードを お求めください。


●高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなるこ


とがあります。その場合には速度を落としてください。


■ タイヤチェーンについて


取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。 ・ 安全に作業できる場所で行う ・ 前 2 輪に取り付ける ・ タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う ・ 取り付け後、0.5 〜 1.0 km 走行したら締め直しを行う


198


2-5. 様々な状況での運転


警告


■冬用タイヤ装着時の警告


次のことを必ずお守りください。 お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。 ●指定サイズのタイヤを使用する ●空気圧を推奨値に調整する ●お使いになる冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しな



■ タイヤチェーン装着時の警告


次のことを必ずお守りください。 お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につ ながり、重大な傷害を受けたり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあり ます。 ●装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは 30 km/h のどちらか低い


ほうをこえる速度で走行しない


●路面の凹凸や穴を避ける ●急加速、急ハンドル、急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ


の使用は避ける


●カーブの入り口手前で十分減速して車のコントロールを失うのを防ぐ


■駐車時の警告


パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、必ず輪止めをしてください。 輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。


運 転 す る と き に


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2-5. 様々な状況での運転


注意


■ タイヤチェーンの使用について


トヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。 トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると、車体にあたり、走 行のさまたげとなるおそれがあるものもあります。 詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。


■ フロントウインドウガラスについた氷を除去するときは


たたいて割らないでください。 ウインドウガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。


200


室内装備の使い方


3-1. エアコン・デフォッガーの


3-4. その他の室内装備の使い方


サンバイザー.......................... 229
バニティミラー...................... 230
時計......................................... 231
アクセサリーソケット .......... 232
フロアマット.......................... 233
買い物フック.......................... 235
アシストグリップ.................. 236
ステアリングスイッチ .......... 237
ラゲージルーム...................... 239


使い方 オートエアコン ..................... 202
リヤウインドウデフォッガー (曇り取り).......................... 211
ウインドシールド デアイサー .......................... 213


3-2. 室内灯のつけ方


室内灯一覧............................. 214
・ パーソナルランプ................... 216
・ ルームランプ .......................... 217


3-3. 収納装備の使い方


収納装備一覧 ......................... 218
・ 助手席アッパートレイ・


グローブボックス................... 219
・ コンソールボックス............... 220
・ カップホルダー ...................... 222
・ ボトルホルダー ...................... 224
・ 小物入れ .................................. 226
・ ドアポケット .......................... 228


201


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方 オートエアコン


設定温度にあわせて吹き出し口と風量を自動で調整します。


設定温度表示


「ナノイー」表示*


外気温表示


内気/外気切りかえ


オート設定


送風停止


風量切りかえ


吹き出し口表示 風量表示


設定温度調整


花粉除去


エアコンの ON・OFF


吹き出し口 切りかえ


フロントガラス曇り取り


オート設定を使うとき


手順 1


を押す


吹き出し口と風量が自動で調整されます。


手順 2


設定温度をかえるときは、温度調整ダイヤルを右(暖)または 左(冷)へまわす


手順 3


を押す


スイッチを押すたびにエアコンの ON・OFF が切りかわります。


202


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


■ オート設定時の作動表示灯について


風量や吹き出し口を切りかえると、


の作動表示灯が消灯しま


すが、操作した機能以外のオート設定は継続します。


お好みの設定で使うとき ■ エアコンの ON・OFF を切りかえるには


を押す


スイッチを押すたびにエアコンの ON・OFF が切りかわります。


■ 設定温度をかえるには


設定温度をかえるときは、温度調整ダイヤルを右(暖)または 左(冷)へまわす


■ 風量をかえるには


(増)か


(減) を押す   


風量は7段階に調整できます。


送風を止めるときは


を押す


室 内 装 備 の 使 い 方


203


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


■ 吹き出し口を切りかえるには


を押す


押すたびに吹き出し口が切りかわります。


上半身に送風


上半身と足元に送風


足元に送風


204


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


足元に送風・ガラスの曇りを取る


* 一部車種のみ ■ 外気導入・内気循環を切りかえるには


を押す


スイッチを押すたびに、外気導入・内気循環が切りかわります。


内気循環を選択しているときは、


の作動表示灯が点灯します。


室 内 装 備 の 使 い 方


205


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


フロントウインドウガラスの曇りを取るには


を押す


エアコンが作動します。


曇りが取れたら再度



押すと前のモードにもどります。


花粉除去機能を使うには


を押す


内気循環に切りかわり、上半身に送風して花粉を除去します。通常約3分後に(外


気温が低いときは 約1分後に)


を押す前のモードにもどります。


途中で動作を止めるときは再度


を押すと前のモードにもどります。


206


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


「ナノイー」を使うには*



を押してファンを作動させる


ファンが作動すると自動的に「ナノイー」が作動し、表示部に「nanoe」が表示 されます。


風向きの調整と吹き出し口の開閉


風向きの調整 吹き出し口の開閉


室 内 装 備 の 使 い 方


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


207


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


知識


■ オート設定の作動について


次のような制御をする場合があります。



を押した直後しばらく送風が停止する


●暖房時、冷風を上半身に向けて送る


■内気循環について


内気循環を使うとガラスが曇る場合があります。


■内外気切りかえについて


設定温度や室内温度などにより、自動的に内気循環または外気導入へ切りかわ る場合があります。


■外気温度が0℃以下のとき


を押してもエアコンが作動しない場合があります。


■ フロントウインドウガラスの曇りを取るとき


内外気の温度によって自動的に外気導入に切りかわる場合があります。


■花粉除去モードについて


外気温が低いときは、ガラスの曇り防止のために次のような作動をすることが あります。 ●内気循環に切りかわらない ●エアコンの電源が自動的に入る 湿度が非常に高いときに使うとガラスが曇る場合があります。 花粉除去モードが OFF のときも花粉はフィルターで取り除かれています。


208


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


■「ナノイー」※ 1 について(「ナノイー」装着車)


エアコンには「ナノイー」技術が搭載されています。この技術は運転席側の吹 き出し口を通じて、水に包まれた肌や髪にやさしい弱酸性の「ナノイー」を放 出し、室内を爽やかな空気で満たします※ 2。 ●ファンが作動すると、自動的に「ナノイー」が作動します。 ●「ナノイー」の作動中、以下の条件で効果を発揮します。以下の条件以外で


は、効果が十分に得られない場合があります。


・ 吹き出し口が ・ 運転席側の吹き出し口が開いているとき


または



のとき


室 内 装 備 の 使 い 方


●「ナノイー」作動時は、微量のオゾンが発生し、かすかに臭うことがありま すが、森林など、自然界に存在する程度の量なので、人体に影響はありませ ん。


●作動中、かすかに作動音が聞こえることがありますが、故障ではありません。 ※ 1:「nanoe」、「ナノイー」および「nanoe」マークは、パナソニック株式会


社の商標です。


※ 2: 車室内の環境(温度・湿度)・風量・風向きによっては「ナノイー」の効


果が十分に得られない場合があります。


■換気とエアコンの臭いについて


●車室外の空気を車室内に取り入れたいときは、外気導入にしてください。 ●エアコン使用中に、車室内外のさまざまな臭いがエアコン装置内に取り込ま れて混ざり合うことにより、吹き出し口からの風に臭いがすることがありま す。


●エアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、駐車時は外気導入にしてお


くことをおすすめします。


●エアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、オート設定での使用時には


エアコン始動直後、しばらく送風が停止する場合があります。


209


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


■PTC ヒーターについて(寒冷地仕様車) エンジン冷間時の暖房効果を高めます。 エコドライブモード OFF((cid:111)P. 155)で最大暖房時に、コンピューターが急速 暖房を必要と判断した場合、自動的に PTC ヒーターが作動します。エンジンが 暖まると自動的に作動が停止します。


■外気温表示について


次の場合は、正しい外気温度が表示されなかったり、温度表示の更新が遅くなっ たりすることがありますが、故障ではありません。 ●停車しているときや、低速走行(約 20km/h 以下)のとき ●外気温度が急激に変化したとき(車庫、トンネルの出入り口付近など)


警告


■ フロントウインドウガラスの曇りを防止するために


湿度が非常に高いときにエアコンを低い設定温度で作動させているときは


を押さないでください。外気とガラスの温度差でガラスの外側が曇り


視界をさまたげる場合があります。


■「ナノイー」について(「ナノイー」装着車)


このシステムは高電圧の部品を含むため、分解・修理はしないでください。修 理が必要な場合は、トヨタ販売店にお問い合わせください。


注意


■ バッテリーあがりを防ぐために


エンジン停止中はエアコンを使用しないでください。


■「ナノイー」の損傷を防ぐために(「ナノイー」装着車)


運転席側の吹き出し口の近くでスプレーを使用したり、吹き出し口にものをは め込んだり貼ったりしないでください。システムが正常に働かないおそれがあ ります。


210


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方 リヤウインドウデフォッガー(曇り取り)


リヤウインドウガラスの曇りを取るときにお使いください。


オン/オフ


リヤウインドウデフォッガーは、 約 15 分で自動的にオフになりま す。ただし、外気温やバッテリー の出力負荷など、条件により最大 約 60 分間作動することがありま す。


知識


■作動条件


スマートエントリー&スタートシステム装着車 “ エンジン スタート ストップ ”スイッチがイグニッションONモードのとき スマートエントリー&スタートシステム非装着車 エンジン スイッチが“ ON ”のとき


■ ミラーヒーターについて(ミラーヒーター装着車)


リヤウインドウデフォッガーを ON にするとミラーヒーターも同時に作動しま す。


室 内 装 備 の 使 い 方


211


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方


警告


■ ミラーヒーター作動中の警告(ミラーヒーター装着車)


ドアミラーの表面が非常に熱くなります。やけどをするおそれがあるのでふれ ないでください。


注意


■ バッテリーあがりを防ぐために


連続して長時間使用すると、バッテリーあがりの原因となります。


212


3-1. エアコン・デフォッガーの使い方 ウインドシールドデアイサー*


フロントウインドウガラスとワイパーブレードの凍結を防ぐために お使いください。


オン/オフ


ウインドシールドデアイサーは、 約 15 分で自動的にオフになりま す。


室 内 装 備 の 使 い 方


知識


■作動条件


スマートエントリー&スタートシステム装着車 “ エンジン スタート ストップ ”スイッチがイグニッションONモードのとき スマートエントリー&スタートシステム非装着車 エンジン スイッチが“ ON ”のとき


警告


■作動中の警告


フロントウインドウガラス下部および運転席側フロントピラー横の表面が熱く なっており、やけどをするおそれがあるのでふれないでください。


注意


■ バッテリーあがりを防ぐために


連続して長時間使用すると、バッテリーあがりの原因となります。


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


213


3-2. 室内灯のつけ方 室内灯一覧


パーソナルランプ((cid:111)P. 216) ルームランプ((cid:111)P. 217) “ エンジン スタート ストップ ”スイッチ照明 (スマートエントリー&スタートシステム装着車) エンジン スイッチ照明 (スマートエントリー&スタートシステム非装着車)


214


3-2. 室内灯のつけ方


知識


■ バッテリーあがりを防ぐために


半ドア状態でルームランプスイッチがドアポジションのときに、ルームランプ と“ エンジン スタート ストップ ”スイッチ照明(スマートエントリー&スター トシステム装着車)または、エンジン スイッチ照明(スマートエントリー&ス タートシステム非装着車)が点灯したままの場合、約 20 分後に自動消灯します。


■販売店で設定可能な機能


室内灯の消灯までの時間などの設定を変更できます。 (ユーザーカスタマイズ機能一覧 (cid:111)P. 367) ■ イルミネーテッドエントリーシステム


ルームランプスイッチがドアポジションのときは、電子キー*の検知、ドアの施 錠・解錠、開閉、“ エンジン スタート ストップ ”スイッチ(スマートエント リー&スタートシステム装着車)、またはエンジン スイッチ(スマートエント リー&スタートシステム非装着車)の状態により、各部照明が自動的に点灯、消 灯します。ただし、パーソナルランプスイッチが OFF のとき、ルームランプス イッチをドアポジションにしてもルームランプのイルミネーテッドエントリー は作動しません。


室 内 装 備 の 使 い 方


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


215


3-2. 室内灯のつけ方


パーソナルランプ


パーソナルランプ


ムーンルーフ非装着車


点灯/消灯


ドアポジション(ドア連動) OFF ON(点灯) スイッチを操作すると、連動してルー ムランプも作動します。


216


3-2. 室内灯のつけ方


パーソナルランプ/ルームランプ


ムーンルーフ装着車


点灯/消灯


ルームランプ


ドアポジション(ドア連動) OFF ON(点灯) スイッチを操作すると、連動してルー ムランプも作動します。


ドアポジション(ドア連動) ドア連動にしていると、パーソナルラ ンプに連動して作動します。 ON(点灯)


室 内 装 備 の 使 い 方


217


3-3. 収納装備の使い方 収納装備一覧


助手席アッパートレイ・グローブボックス((cid:111)P. 219) コンソールボックス*((cid:111)P. 220) カップホルダー((cid:111)P. 222) ボトルホルダー((cid:111)P. 224) 小物入れ*((cid:111)P. 226) ドアポケット((cid:111)P. 228)


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* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


3-3. 収納装備の使い方


助手席アッパートレイ・グローブボックス


警告


■収納装備に放置してはいけないもの


メガネ、ライターやスプレー缶を収納装備内に放置したままにしないでください。 放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。 ●室温が高くなったときの熱や、他の収納物との接触などにより、メガネが変形


やひび割れを起こす


●室温が高くなったときにライターやスプレー缶が爆発したり、他の収納物との 接触でライターが着火したりスプレー缶のガスがもれるなどして火災につな がる


助手席アッパートレイ・グローブボックス


助手席アッパートレイ


グローブボックス


レバーを引く


室 内 装 備 の 使 い 方


219


3-3. 収納装備の使い方


警告


■走行中の警告


コンソールボックス


●グローブボックスを必ず閉じてください。


急ブレーキや急旋回時などに開いたフタに体があたったり、収納していたもの が飛び出したりして、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。


●助手席アッパートレイにものを置いたままにしないでください。


急ブレーキ時や事故のときに収納していたものが飛び出したりして、思わぬけ がをするおそれが危険です。


コンソールボックス*


大型コンソールボックス


トレイはフタも兼ねており、取り はずしても使用できます。


コンソールボックス


220


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


3-3. 収納装備の使い方


コンソールボックス


知識


■ コンソールトレイ(大型コンソールボックス)について


取りはずせば、バッグなどの大きなものも 収納することができます。


警告


■走行中の警告


取りはずしたコンソールトレイは、ドアポケットなどに収納してください。 コンソールトレイをシートなどに置いたままにしておくと、急ブレーキ時など にコンソールトレイが体にあたったりして、思わぬ事故につながるおそれがあ り危険です。


室 内 装 備 の 使 い 方


221


3-3. 収納装備の使い方


カップホルダー*


大型コンソールボックス


カップホルダー


前側を使用するときは、カップホ ルダーを引き出す


コンソールボックス


知識


■ カップホルダー(大型コンソールボックス)について


カップホルダー内の仕切り板を取りはずすと、1 リットルサイズのペットボト ルなどを収納することができます。ただし、ペットボトルの大きさ、形によっ ては収納できないことがあります。


222


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


3-3. 収納装備の使い方


カップホルダー


警告


■収納してはいけないもの


カップホルダーにはカップや缶(ペットボトル)以外のものを置かないでくだ さい。 急ブレーキや事故により落ちてけがをするおそれがあります。やけどを防ぐた めに温かい飲み物にはフタを閉めておいてください。


■使わないときは


引き出し式のカップホルダーは、必ず閉めてください。 急ブレーキ時などに、引き出したカップホルダーに体があたるなどして、思わ ぬけがをするおそれがあり危険です。


室 内 装 備 の 使 い 方


223


ボトルホルダー


3-3. 収納装備の使い方


ボトルホルダー フロント席用


セカンド席用


サード席用


224


3-3. 収納装備の使い方


ボトルホルダー


知識


■ ボトルホルダーについて


●ペットボトルのフタを必ず閉めてから収納してください。 ●ペットボトルの大きさ、形によっては収納できないことがあります。


注意


■収納してはいけないもの


ボトルホルダーには、ジュースなどが入っている紙コップやガラス製のコップ などを収納しないでください。ジュースなどがこぼれたり、ガラス製品が割れ たりするおそれがあります。


室 内 装 備 の 使 い 方


225


3-3. 収納装備の使い方


小物入れ


マルチボックス


小物入れ


フタを引いて開ける


小物入れとコインポケットがありま す。


フタを引き出した状態で、汎用タイプ の灰皿(別売)、またはカードホルダー としても使用できます。


2 段トレイ


226


カードホルダー


サードシートトレイ


3-3. 収納装備の使い方


小物入れ


室 内 装 備 の 使 い 方


警告


■走行中の警告


小物入れを開けたままにしないでください。 急ブレーキ時などに、開いた小物入れに体があたったり、収納していたものが 飛び出したりして、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。


227


ドアポケット


3-3. 収納装備の使い方


ドアポケット


フロントドア


リヤドア


228


3-4. その他の室内装備の使い方 サンバイザー


下ろす 下ろした状態でフックからは ずし、横へまわす


室 内 装 備 の 使 い 方


229


3-4. その他の室内装備の使い方 バニティミラー


カバーを開けて使用します。


230


3-4. その他の室内装備の使い方 時計


ボタンを押して時刻を調整することができます。


“ 時 ”を調整する(H) “ 分 ”を調整する(M) “ 分 ”を 00 にする※(:00) ※(例) 1:00 〜 1:29 (cid:111) 1:00
1:30 〜 1:59 (cid:111) 2:00


知識


■時刻が表示されるとき


スマートエントリー&スタートシステム装着車 “ エンジン スタート ストップ ”スイッチがアクセサリーモード、またはイ グニッション ON モードのとき スマートエントリー&スタートシステム非装着車 エンジン スイッチが“ ACC ”または“ ON ”のとき


室 内 装 備 の 使 い 方


231


3-4. その他の室内装備の使い方 アクセサリーソケット


12 V 10 A 未満の電気製品を使うときの電源としてお使いくださ い。


知識


■使用条件


スマートエントリー&スタートシステム装着車 “ エンジン スタート ストップ ”スイッチがアクセサリーモード、またはイ グニッション ON モードのとき スマートエントリー&スタートシステム非装着車 エンジン スイッチが“ ACC ”または“ ON ”のとき


注意


■ ショートや故障を防ぐために


ソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用しな いときは、フタを閉めておいてください。


■ ヒューズが切れるのを防ぐために


12V 10A をこえないようにしてください。


■ バッテリーあがりを防止するために


エンジンを停止した状態でアクセサリーソケットを長時間使用しないでくださ い。


232


3-4. その他の室内装備の使い方 フロアマット


お車(年式)専用のものを、フロアカーペットの上にしっかりと固定 してお使いください。


手順 1


固定フック(クリップ)にフロ アマット取り付け穴をはめ込む


手順 2



固定フック(クリップ)上部の レバーをまわして、フロアマッ トを固定する ※ △マークを必ず合わせてください。


固定フック(クリップ)の形状はイラストと異なる場合があります。


室 内 装 備 の 使 い 方


233


3-4. その他の室内装備の使い方


警告


次のことを必ずお守りください。 お守りいただかないと、フロアマットがずれて運転中に各ペダルと干渉し、思わ ぬスピードが出たり車を停止しにくくなるなど、事故の原因になり重大な傷害に およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。 ■運転席にフロアマットを敷くときは


●トヨタ純正品であっても、他車種および異なる年式のフロアマットは使用しな



●運転席専用のフロアマットを使用する ●固定フック(クリップ)を使って、常にしっかりと固定する ●他のフロアマット類と重ねて使用しない ●フロアマットを前後逆さまにしたり、裏返して使用しない


■運転する前に


●フロアマットがすべての固定フック(ク リップ)で正しい位置にしっかりと固定 されていることを定期的に確認し、特に 洗車後は必ず確認を行う


●エンジン停止およびシフトレバーが P の 状態で、各ペダルを奥まで踏み込み、フ ロアマットと干渉しないことを確認する


234


3-4. その他の室内装備の使い方 買い物フック


運転席シートうしろ側


フックを引き起こす


注意


■破損を防ぐために


●フックを使用しないときは、格納しておいてください。 ●3kg 以上のものや大きいものをフックに吊り下げないでください。


室 内 装 備 の 使 い 方


235


3-4. その他の室内装備の使い方 アシストグリップ


天井に取り付けられているアシストグリップは、走行中にシートに 座っている状態で体を支えるときにお使いください。


BTO34CS002


警告


■ アシストグリップについて


アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないで ください。


注意


■破損を防ぐために


アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけないでください。


236


3-4. その他の室内装備の使い方 ステアリングスイッチ*


トヨタ販売店で装着したオーディオ・ナビゲーションシステムを操作 することができます。 装着されているオーディオ・ナビゲーションシステムによっては、操 作が異なる場合があります。詳しくは製品に付属の各取扱書をご覧く ださい。


音量を調節する CD、ラジオなどの操作 電源を入れる、モードを切り かえる


電源を入れる


を押す


スイッチを長押しするとオーディオの電源が OFF になります。 ・ 装着されたオーディオにより“ ピッ”と音が鳴ることがあります。


モードを切りかえる


電源が ON のとき


を押す


押すごとにモード(CD、ラジオなど)が切りかわります。


室 内 装 備 の 使 い 方


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


237


3-4. その他の室内装備の使い方


音量を調節するには


の + または−を押す


スイッチを押し続けると、音量を連続して調節できます。運転のさまたげになら ない適度な音量でお聞きください。


選局または選曲するには


電源が ON のとき


を押す


スイッチを押して、お聞きになりたい放送局や CD で再生したい曲を選択します。


238


3-4. その他の室内装備の使い方 ラゲージルーム


■ デッキボード 中央デッキボードは下記の手順で固定することができます。


手順 1


デッキボードを持ち上げる


手順 2


デッキボード裏面のフックを 取りはずす フックをヘッドレストのス テーに引っかけて固定する


室 内 装 備 の 使 い 方


239


3-4. その他の室内装備の使い方


左右デッキボード


左右のデッキボードも取りはず すことができます。


■ デッキフック


フックを使って荷物を固定する ことができます。


■ ラゲージボックス*


240


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


3-4. その他の室内装備の使い方


■ 停止表示板収納スペース


ラゲージボックスに停止表示板 などを収納することができま す。


知識


■停止表示板の収納について


停止表示板のケースの大きさや形状によっては、収納できない場合があります。


警告


■ デッキフックを使用しないときは


必ずもとの位置にもどしておいてください。


室 内 装 備 の 使 い 方


241


3-4. その他の室内装備の使い方


242


お手入れのしかた


4-1. お手入れのしかた


外装の手入れ.......................... 244
内装の手入れ.......................... 249
タイヤについて...................... 252
タイヤ空気圧について .......... 258


4-2. 簡単な点検・部品交換


ボンネット ............................. 260
ガレージジャッキ.................. 262
電球(バルブ)の交換 .......... 265
ヒューズの点検、交換 .......... 280
キーの電池交換...................... 287
ウォッシャー液の補給 .......... 291
エアコンフィルターの 交換 ...................................... 293


243


4-1. お手入れのしかた 外装の手入れ


お手入れは、次の項目を実施してください。


● 水を十分かけながら車体、足まわり、下まわりの順番に上から下


へ汚れを洗い落とす


● 車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う ● 汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す ● 水をふき取る ● 水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う


ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が 冷えているとき(およそ体温以下を目安としてください)にワックスをかけ ます。


なお、ボデーコート、ホイールコート、ガラスコートなどトヨタケミ カル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。詳しくは トヨタ販売店にお問い合わせください。


アンテナの取り扱いについて 洗車時には、アンテナを取りはずしたり、格納することができます。


自動洗車機で洗車するときは、必ずアンテナを取りはずしてください。


取りはずす 取り付ける 格納する ラジオ受信時は、節度感のある所まで 立てて使用してください。


244


4-1. お手入れのしかた


知識


■自動洗車機を使うときは


●ドアミラーを格納し、アンテナを取りはずした状態にして、車両前側から洗 車してください。また、走行前は必ずアンテナをもとどおりに取り付けて、 ドアミラーを復帰状態にもどしてください。


●ブラシで車体に傷が付き、塗装を損なうことがあります。 ●リヤスポイラーがひっかかり洗車できない場合や傷ついたり破損するおそ


れがあります。


■高圧洗浄機を使うときは


●室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠付近


に近付けすぎないでください。


●洗車の前に、車両の給油口がしっかり閉まっていることを確認してくださ


い。


■ 洗車をするときは(スマートエントリー&スタートシステム装着車)


●キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠/解錠動作 をくり返すことがあります。その場合はキーを車両から 2m 以上離れた場所 に保管して、洗車などをしてください。(キーの盗難に注意してください) ●車室内にキーがあるときに、洗車機で洗車するなどして水をドアハンドルに かけた場合、車室外のブザーが吹鳴することがあります。その場合は全ドア を施錠すればブザーは止まります。


●ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着した場合、センサーが反応しない 場合があります。反応しない場合は表面に付着した氷や雪、泥を取り除いて ください。


お 手 入 れ の し か た


245


4-1. お手入れのしかた


■ アルミホイール*


●中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。研磨剤の入った洗剤や


硬いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。


●夏場の長距離走行後などでホイールが熱いときは、洗剤は使用しないでくだ


さい。


●洗剤を使用した後は早めに十分洗い流してください。


■ バンパーについて


研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。


■ レインクリアリングミラーの親水効果回復作業について (レインクリアリングミラー装着車) 鏡面の親水効果は、太陽光をあてることにより徐々に回復します((cid:111)P. 85) が、早く回復させたいときは次の作業を行ってください。


手順 1


手順 2


手順 3


手順 4


鏡面に水をかけ、泥汚れなどを洗い流す 水を含ませたきれいなやわらかい布などで汚れを落とす ガラスクリーナーか中性洗剤で洗浄後、十分な水で洗剤を洗い流す きれいなやわらかい布などで鏡面に付いた水をふき取る 屋外に車両を駐車し、鏡面に太陽光を 5 時間程度あてる


手順 5
    (汚れの量や種類により、回復時間は異なります)


警告


■洗車をするときは


エンジンルーム内に水をかけないでください。 電気部品などに水がかかると車両火災につながるおそれがあり危険です。


■排気管について


排気管は排気ガスにより熱くなりますので、エンジン停止直後などにふれない でください。やけどをするおそれがあります。


246


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


4-1. お手入れのしかた


注意


■塗装の劣化や車体・ 部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために


●次のような場合は、ただちに洗車してください。


・ 海岸地帯を走行したあと ・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと ・ コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき ・ ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行した


あと


・ ほこり・泥などで激しく汚れたとき ・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき


●塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。 ●ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管


してください。


■ ランプの清掃


●注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。


ランプを損傷させるおそれがあります。


●ランプにワックスがけを行わないでください。


レンズを損傷するおそれがあります。


■ アンテナの損傷を防ぐために


次のようなときはアンテナを格納してください。 ●車庫の天井などにアンテナがあたるとき ●カーカバーをかけるとき


■ アンテナの取りはずしについて


●通常走行時には、必ずアンテナを取り付けてください。 ●自動洗車機使用時などでアンテナを取りはずしたときは、アンテナを紛失しな いように注意してください。また、走行前には必ずもとどおり取り付けてくだ さい。


お 手 入 れ の し か た


247


4-1. お手入れのしかた


注意


■高圧洗浄機を使用するときは


ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、 コネクター類に近付けすぎないでください。 高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。 ●駆動系部品 ●ステアリング部品 ●サスペンション部品 ●ブレーキ部品


248


4-1. お手入れのしかた 内装の手入れ


お手入れは、次の要領で実施してください。 ■ 室内の手入れ


掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布で ふき取る。


■ 本革部分の手入れ


● 掃除機などでほこりや砂を取り除く ● うすめた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る


ウール用の中性洗剤を約 5% の水溶液までうすめたものを使用してくださ い。


● 真水をひたした布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る ● 乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰


で乾燥させる


■ 合成皮革部分の手入れ


● 掃除機をかけて、大まかな汚れを取る ● スポンジややわらかい布を使用して合成皮革部分に刺激の少な


い洗剤をつける


● 数分間そのままにしておいてから汚れを落とし、固く絞ったきれ


いな布で洗剤をふき取る


知識


■本革部分のお手入れの目安


品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。


■ カーペットの洗浄


カーペットは、極力乾いた状態で保つことをおすすめします。 洗浄には、市販の泡タイプクリーナーがご利用になれます。 スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り こんでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。


お 手 入 れ の し か た


249


4-1. お手入れのしかた


■ シートベルト


刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布かスポンジを使って洗ってください。 シートベルトの擦り切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。 ((cid:111)P. 74) ■ スーパー UV カットガラス*について


●ドアガラスが汚れているときは、早めに水またはぬるま湯を含ませた布で軽


くふいて清掃してください。


●ドアガラスの汚れがひどいときは、ドアガラスの開閉をくり返さないでくだ


さい。


警告


■車両への水の浸入


●車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。電気部品などに水が


かかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険です。


●SRS エアバッグの構成部品や配線をぬらさないでください。((cid:111)P. 106)


電気的不具合により、エアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、死亡 事故や重傷につながるおそれがあります。


■内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)


艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思 わぬ事故につながり、重大な傷害もしくは死亡におよぶおそれがあります。


250


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


4-1. お手入れのしかた


注意


■清掃するとき使用する溶剤について


●変色・シミ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。


・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル


カリ性の溶剤、染色剤、漂白剤


・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール・その他の揮発性の溶剤


●艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり ます。


■革の傷みを避けるために


皮革の表面の劣化や損傷を避けるために次の警告をお守りください。 ●革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く ●直射日光に長時間さらさないようにする


特に夏場は日陰で車を保管する


●ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革


に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない


■ フロアに水がかかると


フロアを水で洗わないでください。 オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の 原因となったり、ボデーが錆びるおそれがあります。


■ リヤウインドウガラスの内側を掃除するときは


●熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に


そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。


●熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。


■ スーパー UV カットガラス*を清掃するときは


ドアガラスを清掃するときは、コンパウンドまたは研磨剤入り用品(ガラスク リーナー・洗剤・ワックスなど)を使用しないでください。コーティングを損 傷させるおそれがあります。


お 手 入 れ の し か た


* : 車両型式などで異なる装備やオプション装備


251


4-1. お手入れのしかた タイヤについて


タイヤの点検は、法律で義務づけられています。日常点検として必ず タイヤを点検してください。 タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション (タイヤ位置交換)を 5,000 km ごとに行ってください。 ■ タイヤの点検項目


タイヤは次の項目を点検してください。 点検方法は別冊「メンテナンスノート」をお読みください。 ● タイヤ空気圧


空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。


● タイヤの亀裂・損傷の有無 ● タイヤの溝の深さ ● タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、


摩耗程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無


■ タイヤローテーションのしかた


15 インチまたは 16 インチタイヤ装着車


図で示す順にタイヤをローテー ションしてください。


タイヤの摩耗状態を均一にし、寿 命を延ばすために、トヨタは定期 点検ごとのタイヤローテーション をおすすめします。


前側


252


4-1. お手入れのしかた


17 インチタイヤ装着車


前側


図で示す順にタイヤをローテー ションしてください。


タイヤの摩耗状態を均一にし、寿 命を延ばすために、トヨタは定期 点検ごとのタイヤローテーション をおすすめします。


回転に方向性があるタイヤ(17 インチタイヤ装着車)


回転方向指示マーク


タイヤの側壁に回転方向が表示され ています。間違った方向にタイヤを装 着してしまうと、タイヤの性能を損な います。


知識


■低偏平タイヤについて(215/50R17 装着車)


雪道や凍結路では、普通のタイヤとくらべてグリップ力が低下します。冬用タ イヤかタイヤチェーンを使用し、道路状態に応じた速度で注意深く運転するよ うにしてください。


■低偏平タイヤの空気圧点検(215/50R17 装着車)


低扁平タイヤは、走行性能を優先したタイヤです。特に空気圧は定期的に点検 してください。2 週間に 1 回(最低でも 1ヶ月に 1 回)、または長距離ドライ ブの前には、必ず空気圧を点検してください。


お 手 入 れ の し か た


253


4-1. お手入れのしかた


■ タイヤ空気圧の数値


タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ 空気圧ラベルで確認することができます。


標準タイヤ


タイヤサイズ


タイヤが冷えているときの空気圧


kPa (kg/cm2)


前輪


後輪


FF


(前輪駆動)


4WD


(4 輪駆動)


230 (2.3)


240 (2.4)


230 (2.3) 220 (2.2)


195/65R15 91S


195/60R16 89H 215/50R17 91V


応急用タイヤ


タイヤサイズ


タイヤが冷えているときの空気圧


kPa (kg/cm2)


T135/80D16 101M


420 (4.2)


■ タイヤ関連の部品を交換するとき


タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨ タ販売店にご相談ください。


254


4-1. お手入れのしかた


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